麻雀の難しさ

前回の続きです。

麻雀牌を手に入れたものの、麻雀のルールが全く分かっていない私たち。
友人のSが、古本屋から麻雀のハウツー本を買って戻ってきました。
タイトルはあまり覚えていませんが、初めての麻雀とかそういう類いのものでした。
   早速Sが麻雀の基本となる始め方を音読します。
   「ええと、まず東、南、西、北を一枚ずつ裏返してそれぞれが牌を引き、東を引いた人が席を決めます」
ふむふむ、と頷きつつ、その通りにする私たち。
私が東を引き、席を決め、その後もSが麻雀の本を読みながら、なんとか配牌までを完了。
ヨチヨチ歩きで始まった初めての一局目、和了(あが)ったのは私でした。
たしかメンタンピン一盃口とかそんな役だったような気がします。
  その後も何半荘か繰り返し、開山や点数計算などは戸惑いつつ、麻雀の本を読みながら(半荘の平均時間は2時間くらい)毎日のように徹夜麻雀を繰り返すのでした。